「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年10月25日火曜日
魅力を伝える
何か新しいことを始めなくても、目の前に磨けば光る石があることもある。
名古屋は東京と大阪の間にあり、しかも南紀や北陸・上信越への
アクセスも悪くないから、魅力があれば来訪者も増えるだろう。
しかし、名古屋市が6月に行った「都市ブランド・イメージ調査」では、
札幌、東京、横浜、京都、大阪、神戸、福岡の7都市に比べて、
友人知人に来市を促す推奨度や行きたいという魅力が最下位だった。
これではいかん、ということでイメージアップ策を練りスタートしたのが、
名古屋おもてなし武将隊が名古屋城を案内するというツアーである。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康はじめあまたの武将を輩出した
「武将のふるさと」であるだけに、武将lにまつわる様々な情報を集め、
魅力を掘り起こし、どうすれば魅力が伝わるかに腐心した。
魅力がないのではなく、ある魅力をどう伝えるかということでのツアーだが、
初回はホスト役の秀吉が「実は、金のしゃちほこはオスとメスがいるんじゃ」
と歩きながら説明すると、参加者からは驚きの声があがり盛り上がった。
こうした対人サービスの場合、伝え方も大事だが、
このお客様は何を望んでいるのかということを瞬時に察知し、
ニーズを満たす対応がいかに速くとれるかということも大事である。
http://irorio.jp/nagasawamaki/20160831/347908/
「都市ブランド・イメージ調査」
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