「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年11月24日木曜日
珪藻土で花の命を長くする
珪藻土とは、藻類の一種である珪藻の殻の化石よりなる堆積物だ。
そもそも藻は地球誕生後、最も早く地球上に出現した原生生物の一つで、
地球上に酸素を供給しオゾン層を作り、人間をはじめ動植物の誕生を促した。
生きものの大恩人と言っていいのかもしれない。
この藻が化石化した珪藻土は、火に強い土として、七輪、コンロ、
耐火断熱レンガの原料として使用されている。
日本では食べられる土として熊本城の内壁材に使用されて、
籠城に備えたり、現在はビールや酒の濾過剤にも使われている。
珪藻土をもっと活用しようと、石川県七尾市の野中典照さんは
花器の中に入れる「おとし」という華道具を開発した。
珪藻土でできたおとしだと、花器の中の菌の繁殖を抑える効果があり、
切り花を長持ちさせることができる。
ちなみに石川県は珪藻土の埋蔵量日本一。
地場資源を有効に使った商品で日本一のシェアを獲得できるのか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161120-00428137-hokkoku-l17
珪藻土で華道具完成
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