「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年11月29日火曜日
栄枯盛衰
会社とか一族とか人間社会ばかりではなく自販機にも栄枯盛衰がある。
「はあ、なんのこと?」と首をかしげる向きも多いかと思う。
1960年代頃のジュークボックスなども音楽を自動で売る機械であり、
いかにもレトロ感がただよっている。枯れた名機だ。
して、兵庫県内ではおそらく2機しか残っていない「うどん自販機」。
和風で無骨なイメージの自販機だが、熱烈なファンもいる。
お金を投入して30秒ほど待てば、熱々のうどんが出てくる。
絶妙な料金設定と、それ相応の味がたまらないらしい。
製造元の富士電機の話では、生産していたのは1995年までで約1000台。
うどん麺や天ぷらなどの具材は設置店がそれぞれ仕入れたものを補充する。
だから、缶飲料のように全国統一の味ではなく、販売機によって味が異なる。
そうしたことから考えると、「老舗の味」だとか「地産地消うどん」とか
特徴や個性を前面に出した自販機があってもいい。
https://matome.naver.jp/odai/2145823028115307401
うどん自販機
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