「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年12月19日月曜日
筑後七国よかとこ巡り旅
県や市町村といった行政区画での考え方ではなく、隣県隣市などと
広域に連携してものごとを進めていくのは大切なことだ。
福岡県の県南地域には筑後七国がある。
柳川市、八女市、筑後市、大川市、みやま市、大木町、広川町である。
矢部川流域に広がっているが、この七つの市町の商工会議所や商工会で作る
「筑後七国商工連合会」が各地域の魅力をまるごと体感してもらおうと、
「筑後七国着地型観光周遊ツアー」を企画した。
しゃくなげ寺として知られるみやま市の八楽会教団奥之院で座禅体験、
大木町ではキノコのもぎ取り体験、大川市ではJR九州のななつ星の内装に
取り入れられた大川組子の技に挑戦。
さらに筑後市では水田天満宮を参拝し巫女体験などなど筑後七国の
伝統や工芸、特産品などその土地ならではの魅力にふれてもらうツアーだが、
福岡県内のマスコミ関係者や観光連盟の人たちが同ツアーに参加した。
点を線にして、線を面へと広げていく。
時間はかかるが、地道な取組みが大きな成果を上げることもある。
http://chikugo7koku.net/
筑後七国よかとこ巡り旅
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