過疎化が進む地域でビジネスを始めるには。勇気がいるし忍耐も必要だ。
それに、結果を急ぎたがるのではなく、少しずつというスタンスが大事。
福井県内の中山間地域では農家民宿や農家レストランの新規開業が
増えていている。
新規開業する人たちはIターン、Jターン、Uターン者などさまざまだ。
福井市の西に位置する殿下地区は人口450人を切り、園児や児童数が
20数人という。
このままでは地域のコミュニティが失われてしまうというとこで、
2011.3.11東日本大震災で被災した子どもたちの受け入れを決めた。
以後、毎年受け入れを続ける中で、芽生えてきたのが
農家民泊による地域の再生というアイデアである。
それまで農家民宿として登録していたのは1軒だったのが、
昨年一気に10軒が登録して11軒となった。
民宿といっても普通の農家なので1日に5人ほどしか泊められない。
それでも農家独特の田の字型の間取りや大きな仏壇などに
興味を示す人も多い。
「殿下の里づくり組合」では、農家民宿が先々ビジネスとして、
軌道に乗っていく青写真を描く。
また、農家民泊より先にスタートした農家レストラン「かじかの里山
殿下」は開業4年めで、昨年今年と収支が黒字となりじわりと上昇中。
1~2月の冬季には休業していたが、改修して福井大学の学生が考案した
オープンカフェを新設するという。
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/economics/111097.html
新規開業続々、山里ビジネスに活気
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