「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年12月6日火曜日
頭を使って食べた
昨日のメルマガでは、タブレット端末付きのカートの話だった。
身体的にハンデがある人に対して、ハード面からハンデを克服しようという
試みである。
ハンデがある人の悩みとは何なのか、いろんなリサーチ方法があるが、
まずは開発者がハンデを持った人と同じ状況に身をおくことである。
長野県松本市で「ダークネス(暗闇)レストラン」が開催された。
料理がある部屋を暗くし、さらにアイマスクを付けてテーブルに付く。
その後はアイマスクを付けたままテーブルの上の食事を楽しむのだが…
参加したのは小学生を含む52人で、お皿の場所をさがしたり、
お皿に盛られた料理を切り分けたりするのに四苦八苦。
ふだんは何の問題もなく箸で食べものを口に運んでいるのだが、
見えない世界にとまどい、頭をフル回転しないといけない。
参加した介護ヘルパーは「すごく頭を使って食べた」」とコメント。
障がい者への理解を深めてもらうための活動だが、
こうした試みから障がい者や介助者のお助けとなるヒントが見つかればいい。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20161204/KT161203SJI090014000.php
ダークネス(暗闇)レストラン
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