「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年12月20日火曜日
イケてるINキャップ
地方の農村へ行くと、よく出くわすのが農作業用の軽トラである。
そして、軽トラを運転している人を見ると70以上のおじさんで、
農協のマークの入った帽子をかぶっていることが多い。
農協マークかクボタなど農機具メーカーの帽子もよくみかける。
農作業は炎天下で行うので、帽子やほおかむりは欠かせないグッズだ。
さて、その帽子だが、「JAながの」が31年前(当時は飯山市農協)に、
組合員向けに作ったものが注目を集めている。
なぜ視線が集まっているのかというと、「オシャレ度」である。
紺色の野球帽の形で、クラウンの部分に丸いワッペンが貼られている。
そのワッペンが白縁取りの円形で内部は水色、さらに飯山市農協の
ロゴマーク「i」「n」がスマートにデザインされている。
帽子に心奪われたのは、地元でお年寄りをモデルにしたフリーペーパーを
手がける25才の小林直博さん。
農家へ取材へいった際に、この帽子をかぶったお年寄りに会い、
格好良さに一目惚れ。
小林さんは、形をすこしスリムにし素材をフェルト製に変えただけで、
デザインにはほとんど手を入れず若者向けにリメイクした。
ネットで販売したところ、用意した19個が完売したという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161208-OYT1T50013.html
農協帽子「かっこいい」
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