「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年1月11日水曜日
古代チョコ
正月が終わって、成人式も済み、コンビニには恵方巻のポスターが…
商いは四季折々の伝統行事や記念日を折り込みながら展開していく。
恵方巻が終わればバレンタイン一色になることはまちがいない。
そのタイミングで毎年2月に開催されている福井市立郷土歴史博物館の
イベントは、チョコレートでつくる三角縁神獣鏡である。
サンカクブチシンジュウキョウと言われても何のこっちゃという人もいるが、
いわゆる古墳時代の銅鏡のひとつである。
どこか神秘的で神聖さを感じさせる三角縁神獣鏡をお菓子にという発案は、
同郷土歴史博物館の藤川学芸員。
藤川さんは2004年の開館後からアイデアを温めていて、
2012年にチョコレート製の香り高く美味しい銅鏡チョコが完成した。
その出来栄えの素晴らしさがツイッターで拡散し、
昨年のワークショップには30名の定員に対して89人の応募があった。
もちろんお菓子作りの先にあるのは、古代鋳造技術の追体験である。
次は、顔が映るチョコ製銅鏡といったものが出るのかも?
https://curazy.com/archives/127351
リアル感あふれるチョコ製銅鏡
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿
お気軽にメッセージをお寄せください。