「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年1月16日月曜日
冬みちガイド
最強の寒波ということで交通機関に乱れが出たり、事故が起きている。
雪の中をスムーズに移動するのはむずかしい。
南国ではあまり雪が降らないので、吹雪の中を北国の人たちが
器用に車を操っている映像を見るとスゴイと感心してしまう。
車はおろか雪道を歩くことさえできず、転んでしまうことも多い。
とりわけ近年、北海道には香港、台湾、シンガポールなどの国からの
観光客が増えていて、こうした人たちのために「札幌冬道ガイド」を作った。
それによると、雪で滑りやすい場所は横断歩道、タイル張りの地下街や建物、
さらにバスやタクシーの乗り場だそうだ。
滑らないように歩くには、靴の裏全体を路面につけて歩き、
できるだけ小さな歩幅でそろそろ歩く、ということらしい。
こうした冬みちでの注意事項がイラストをふんだんに使って解説され、
英語、中国語など5ヶ国語のバージョンを用意してある。
滑った転んだ程度の笑い話なら旅の思い出にもなるだろうが、
旅行が続行できなくなるほどの重症であれば楽しさも吹っ飛んでしまう。
旅行者目線で考えられたありがたいガイドブックである。
http://tsurutsuru.jp/
転ばないコツおしえます
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