「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年1月18日水曜日
おばあちゃんといっしょ
昨年あたりからバーチャル・リアリティに関する記事を多く見かける。
バーチャル・リアリティが登場したのは古いが、周期的に話題になる。
そのバーチャル・リアリティを使って、実際におばあちゃんや家族と
いっしょに食卓を囲んでいる雰囲気を味わえる動画ができた。
南あわじ市が配信している「バーチャン・リアリティ」である。
おもしろネーミングに、思わず目が向いてしまう。
どんな動画かというと、南あわじ市産の野菜がたっぷり入ったみそ汁や
卵焼きが食卓に並び、かっぽう着姿のおばあちゃんが笑顔で、
「ぎょうさん、おあがりや」と話しかける。
こちらが「朝ごはん編」で、「夜ごはん編」になると、タマネギの
ステーキやちりめんあえ、淡路牛のステーキなど食卓が豪華になり、
子どもたちはじめ家族も加わってくる。
スマホを使うと、視線に合わせて360度の全方向から映像を
見ることができ、まさに家族と一緒に食事を楽しんでいる気分になる。
南あわじ市のねらいは、一人で食事する孤食の寂しさを癒やすとともに、
特産品の販売促進、観光客の誘引や移住、定住のきっかけにしたい。
南あわじ市は昨年、同市出身のタレント上沼恵美子さんが「あわじ国」
独立の提案をするPR動画で話題を呼んだ。
http://www.awajikoku.com/vr/
バーチャン・リアリティ
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