「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年2月20日月曜日
壁紙でバッグを
リサイクルやリユースなどエコな取組みがいろんなところで行われている。
一般の家庭から出る廃棄物もだが、産業廃棄物は量が桁違いに多い。
産業廃棄物の中で、壁材(クロス)も売れ残ったり端材となったものが
処分されているという。
クロスは汚れに強く、高級感もあって、環境にもやさしい。
そこで、愛知県春日井市の障害者施設「サンライク」では、
クロスを使った手提げ袋づくりに取組んでいる。
施設を運営する喜瀬和也氏は内装会社も経営しており、
売れ残ったクロスを捨てるのはもったいないとの思いから再利用を発案。
壁紙メーカーや商社から廃棄予定の壁紙を無償で提供してもらうことになり、
名古屋市内の広告会社とタッグを組んで6年ほど前からバッグを製作した。
壁紙は厚いので、サンライクの障害者がハサミで裁断したものを、
印刷工場でデザインを入れて折り目を付ける。
再度、施設の方で特殊な接着剤を使って完成させる。
できあがったクロスバッグは学名が入った大学の記念品などに使われている。
http://www.sun-like.net/works
クロスバッグ
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿
お気軽にメッセージをお寄せください。