「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年3月8日水曜日
木造の5階建てビル
1995年頃からオーストリアを中心に、木材を直交させて強度を高くした
CLT(直交集成板)と呼ばれる建材が開発されきた。
その集成板を使って、兵庫県森林組合連合会では、
神戸市中央区に5階建てビルの建設を始める。
鉄骨でも鉄筋コンクリートでもない木製のビルディングである。
今年度中に設計を行い、来年度中にも完成の予定としている。
延床面積は1500平米、事業費はおよそ5億円だ。
木製なので断熱性や調湿性に優れていて、エコで人にやさしく、
外材に押されている国産のスギやヒノキの新しい用途として期待がかかる。
ヨーロッパでは、CLTを使った10階建て前後のマンションもあるという。
日本では2014年にCLT構造の3階建て建物が高知県で完成している。
http://www.nittem.co.jp/works/clt_kochi_otoyo/index.html
高知県のCLT建築
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