「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年4月17日月曜日
シームレス民泊
シームレスと言えばストッキングを連想してしまうが、お宿の話である。
四国の海に面した場所は南海トラフ地震が起きたら大きな被害が想定され、
もしもの時のための避難所は前もって検討しておいた方がいい。
徳島県阿南市新野町にある平等寺は、四国霊場22番札所で、
ふだんはお遍路さんがお参りに訪れる。
平等寺は内陸部にあるので、避難所としては最適ということもあり、
平時はお遍路宿、災害時には避難所となる「シームレス(つなぎ目のない)
民泊」として、この春から営業を開始した。
「坊主の宿」と名付けたシームレス民泊は、住職らが居住する庫裏の客間
3部屋を充てる。トイレ、風呂、台所を備えている。
八十八ヶ所霊場巡りの中でも、平等寺周辺には泊まるところが少なく、
お寺に泊まれるとなるとお遍路客にも喜ばれるし、
地震の際の避難所となれば地域住民にとってもありがたい。
新野地区では、同様の施設が他に4軒ほど開業の予定である。
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2017/04/2017_14917134751586.html
坊主の宿
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