「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年4月25日火曜日
歴史で客を呼ぶ
避暑地や避寒地に代表されるように、1年のうちの一時期だけ
客が集中するという観光地は多い。
できれば時期を問わずフルシーズン来てくれればありがたいのだが…
京都観光といえば、やはり春と秋、そして夏、冬といった順番だろうか。
観光客の少ない京の冬をもっとアピールしようという取組は
ずいぶん昔から行われている。
「京の冬の旅」という企画で、京都市と市の観光協会が開催している。
昨年12月から今年3月までに37万4514人が冬の京都を訪れた。
前年比7%のアップで、51回ほど続けてきた中で2番めの多さだった。
観光客が増えた理由は、インバウンドによる外国人客の増加もあるが、
今冬は「大政奉還150年」をテーマに開催したことも大きいとか。
大河ドラマでわかるように、日本人は幕末から維新期と戦国期の
歴史や人物に興味を示す傾向がある。
大政奉還に関係ある寺院などを訪れる人も多く、冬の京都は熱かった。
https://kyokanko.or.jp/huyu2016/
京の冬の旅
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