「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年5月26日金曜日
ほやでほやほや
その姿かたちから海のパイナップルと呼ばれる「ほや」。
東北あたりではメジャーな食べものだが、関西ではあまりお目にかからない。
宮城県石巻市も東日本大震災で大きな被害を受け、ほやを使った商品を
製造していた水月堂物産も津波で主力の2工場が流出した。
おまけに福島第一原発事故で最大の輸出先だった韓国が禁輸してしまった。
それでも社長以下社員のみなさんの懸命の頑張りで製造再開にこぎつけ、
震災前から構想していた「新婚ほやほや」という商品を売り出した。
新婚ほやほやは、主力商品である「ほや酔明」に砂糖と食酢を加えて、
甘酸っぱい味に仕上げた。
新婚間もない夫婦のアツアツゆるゆる感を盛った遊び心のある商品で、
結婚式の最後に新婦が出席者に配るイメージで開発したという。
これから国内の土産店やウエディング業界へアタックしていく。
ちなみに価格は税込みで1個350円。
http://portal.nifty.com/kiji/170522199677_1.htm
ほやの珍味
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿
お気軽にメッセージをお寄せください。