「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年6月12日月曜日
オムライス街道
高知県高岡郡日高村は高知県の真ん中あたりに位置し、人口は5200人ほど。
”歴史とメダカの里”というのがキャッチフレーズだが、
日高村にはオムライス街道なるものがある。
日高村は高糖度のトマト「シュガートマト」の産地で、
シュガートマトを共通の素材に、各店がそれぞれ自慢のオムライスを
提供する取り組みとして「ひだかオムライス街道」が始まった。
国道33号線沿線を中心に、2014年1月6店舗からのスタートだった。
初年度は3万8千食、翌年は6万6千食、さらに翌々年は7万食となった。
たこ焼き風あり、中華風あり、和食の丼ものようなアレンジもあり、
各店がそれぞれに工夫をこらしたオムライスでもてなしてくれる。
店舗数も11店舗となり、これまで発行してきた「オムライス街道新聞」の
直近号は特大号として3年間の歩みをふりかえっている。
また、オムライス街道の応援ソング「トマトの神様」の
ミュージックビデオも完成した。
子どもから大人までファン層の多いオムライス。
オムライス街道のヒットで村に笑顔が戻った、と戸梶村長は微笑む。
https://www.hidaka-omuraisu.info/
オムライス街道
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