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2017年6月14日水曜日

寝ていて人を起こすことなかれ



幕末と言えば、志士と呼ばれる人たちが東奔西走して
回天の大事業に挑んだというイメージで語られがちである。

それはそれでいいのだが、大多数の人たちは農業や商いに励み、
農民であれば米や野菜など日々いかに収量を確保するかに明け暮れた。


1845年秋田の小泉村に生まれた石川理紀之助は中堅地主の三男で、
農作業のかたわら勉学にいそしんだ。

明治になると、卓抜した農業知識を請われ県の農政に従事し、
米の質の改善指導、種子交換会(現在の種苗交換会の前身)創設、
歴観農話連の結成など地域に即した農業指導に努めた。

晩年も病に鞭打って、農業の発展に尽くした。


石川の言葉に「寝ていて人を起こすことなかれ」というのがある。

自分が寝ているのに、他の人を起こして使うなんて考えないで、
自らが起きて頑張れという意味である。


こうした郷土の農聖の功績に思いを馳せ、田植え体験をしようと、
秋田県潟上市昭和豊川山田のNPO法人草木谷が呼びかけた。

田植え体験には大豊小学校の5年生38人が参加し、
地元農家の指導を受けながら10アールの田んぼに稲の苗を植えた。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201705/20170526_45040.html
農聖しのんで田植え

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