「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年6月30日金曜日
ネットで偲ぶ
バーチャル・リアリティを使って、実際におばあちゃんや家族と
いっしょに食卓を囲んでいる雰囲気を味わえる動画ができた。
南あわじ市が配信している「バーチャン・リアリティ」である。
という記事を今年の初めに配信した。
今回の発信元は福井県越前市の長慶寺というお寺さんである。
発信する動画コンテンツは7日参りや月命日のお経。
故郷を離れて暮らす人たちは、親族の葬儀には駆けつけるが、
7日参りや月命日のたびに、わざわざ帰郷することはできない。
長慶寺の副住職は今年2月に上記のような悩みを檀家さんから聞いた。
それならということで、読経シーンを録画しユーチューブにアップして、
遠隔地でも故人に想いを馳せてもらったらどうかということになった。
アップした映像は約15分の視聴者限定の動画で、
「●●家のみなさん~」と住職が語りかけるようなイントロから
読経に入っていく。
檀家さんからも好評で、取組はじわりとひろがりを見せている。
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/209764
月命日お経を動画配信
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