「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年8月2日水曜日
嬉しい悲鳴
観光地はよほどのことがない限り、観光客が想定外に増えることない。
と思いきや、例年とは様相が一変した場所がある。
福井県勝山市にある白山平泉寺で、連日ツアー客が押し寄せている。
増えた要因は何かというと、同寺の開山1300年という節目である。
この春頃から県外ナンバーやツアーバスが一気に増え始め、
夏の暑さもどこ吹く風で、予約でびっしり埋まっている。
お客様が来てくれるのはありがたいが、困るのはボランティアガイド。
気温30度超の中を階段を登りながらの3時間のガイドは大変。
ガイドには23人が登録しているが実働は12人ほどで、
1人で1日3回案内を行うなどフル回転状態となっている。
しかもガイドは高齢者が多く、あまり無理もきかず、
いざという時は市の職員が対応して乗り切っている。
スマホ等を使ったガイダンスシステムもあるが、
場所によっては生身の人間が案内してくれた方がいい所もある。
http://www.city.katsuyama.fukui.jp/heisenji/
国史跡白山平泉寺
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